
選手のプレイを観て感じることで、playful mindな気持ちになれる!
オリンピックイヤーにより、スポーツ観戦ムードがにわかに盛り上がる中、
コンテンツ編集部が注目するのはアメリカンフットボール。
アナウンサーから現役復帰を果たした人気選手、有馬隼人さんと
いっしょに観戦しながら、アメフトの魅力を指南してもらいました。
「いよいよ入場です!」高らかなアナウンスを合図に軽快な音楽がさんざめき、と思うと選手たちが踊りながら、勢いよくフィールドに駆け込んでくる。目に鮮 やかなグリーンの芝生、身にまとうはガッチリカラフルなユニフォーム、ポンポンを揺らし、ハデに盛り上げるチアリーダーたち。そしてワクワクは最高潮へ!

生でスポーツを観戦するなら、アメリカンフットボールが楽しい。そんなウワサを最近たびたび耳にする。その証拠に社会人アメリカンフットボールのトーナメ ント「パールボウル」の決勝戦は、東京ドームがほぼ満席という盛り上がり。他のスポーツに比べてルールが難しく、敬遠する人もいるようだけど、分からなく てもそれなりに楽しめるのもまた魅力。「カブトとヨロイみたいなイメージの防具を付けて、思い切りぶつかってふっ跳んだり、ボールを奪い合ったり倒し合っ たりと、まさに迫力とスピード感のある格闘技ですよね」と言うのは、TBSのアナウンサーとして活躍後、アメフト現役復帰を果たした有馬隼人さん。その甘 いルックスとは裏腹に、硬派な面を持つ好男子。「アメフトはラグビーとボールの形は似てますが、ルールとしては野球に近いんです」。ピッチャーが一球投げ るたびに両チームがサインを出して試合が進行するように、アメフトもひとつの攻撃のたびに一手一手サインを出し合い、全員がその通りに動く。「だからボー ルが動き続けていて気が抜けないサッカーと違って、会場でポップコーンとビールを飲みながら楽しく観戦できる。なので、最初はその迫力のある魅力を感じ て、徐々にひとつのプレーの意味、その奥深さを勉強していくといいと思います」。

ところで今回、有馬さんといっしょに観戦するのは、同チームに所属する延原さん。ふたりが並ぶと体型の違いが歴然!「うちのチームだと、選手の体重は一番 違って70kg差がありますね」。ここまで違うのに同じスポーツができるのは、選手の役割が明確に決まっているから。「足が速いだけの選手もいれば、足は 遅いけど強い、やたらボールを投げるのがすごいとか、それぞれの選手がいろんな個性を持ってるんです」現在、少年ジャンプで連載中のマンガ「アイシールド 21」も、まさにそんなアメフトの持つキャラクター性を生かしている。「試合中、絶対にボールに触れない選手とかいっぱいいますからね。ただボールを持っ て走ることだけが楽しいわけじゃなくて、彼らにとっては、自分の背中を味方の選手が走り抜けてくれるっていうのが気持ちよかったり」。それぞれが自分の能 力を存分に生かし、持てる力をフルに出し、ただその役目であろうとすること。それが多くの人のココロをくすぐるのだ。
有馬さん的アメフト観戦の見どころ

有馬隼人 (ありま・はやと)
1977 年10月29日生 広島県福山市出身。高校よりアメフトを始め、関西学院大学在学時にはQBとして活躍。卒業後、TBSにアナウンサーとして入社。「ブロードキャスター」「J‐SPORTS」などのキャスターを務める。'04年退社、社会人リーグ「アサヒビール・シルバースター」を経て'08年「アサヒ飲料・チャレンジャーズ」へ移籍。